大阪府では7月8日夜遅くから9日夜遅くにかけて大雨となる恐れがあり、大阪管区気象台が低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意を呼びかけている。8日夕方の発表を基に府内の予想降水量をまとめた。
梅雨前線が華中から対馬海峡を通って山陰沖に延びており、10日にかけて山陰沖に停滞する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となっており、大阪府では10日にかけて、大気の不安定な状態が続くとみられる。
このため大阪府では8日夜遅くから9日夜遅くにかけて大雨となる恐れがあり、前線の位置や活動状況によっては、警報級の大雨となる可能性があるという。また8日夜遅くから9日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、10日にかけて断続的に雨が降るとみられる。
8日から9日にかけて予想される1時間降水量は、多い所で30ミリの予報。8日午後6時から9日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で100ミリ、9日午後6時から10日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で約50ミリの見込み。
