市内に住む子どもたちが「暮らしやすい街づくり」の意見を出し合い 宇都宮市の佐藤栄一市長に提言

 市政に対して子どもたちの意見を募ろうと宇都宮市では8日、市内の子どもたちが市長に提言しました。

 8日、宇都宮市役所で行われた「イノベーションmiyaユース会議」では、市内に住む小学5年生から高校3年生の18人が、子どもが暮らしやすいまちづくりの意見を交わし、その結果を直接、佐藤栄一市長に提言しました。

 宇都宮市は、子どもを守るための市としての宣言を、今年度(2023年度)中に制定する予定で、地域全体で子どもを守り育てていくまちづくりを目指しています。

 今回の会議は、その宣言に盛り込むべきキーワードを子どもたちが自ら考えるために開かれました。

 子どもたちは「大人に言われて嬉しかったことや悲しかったこと」をテーマに話し合い、最後に一人ずつ自身の実体験を交えながら「勉強した努力が報われるようなまちになってほしい」などと市長の前で発表しました。

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