保育園給食で食中毒、園児ら16人が下痢症状 カンピロバクター検出、京都

京都市北区

 京都市保健所は8日、北区の保育園で3~6歳児の園児7人と職員9人の計16人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち9人からカンピロバクターを検出したと発表した。全員軽症で回復に向かっているという。

 市によると、保育園は、社会福祉法人京都社会福祉協会(東山区)が運営し、約110人の園児が在籍している。6月26日の給食で鶏肉の香味焼きなどを食べた。累計の発症者数はさらに膨らむ可能性があるという。市は食中毒と認定し、園内の調理施設を7月8日から10日まで使用停止を命じた。

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