父死去の御嶽海、部屋に戻る 「色々と復帰」七夕の短冊に思い

御嶽海

 5日に死去した父の大道春男さんの葬儀で長野県に帰省していた幕内御嶽海は7日夜、名古屋場所に備えて愛知県犬山市の出羽海部屋宿舎に戻った。師匠の出羽海親方(元幕内小城ノ花)が8日に明らかにした。故郷の長野県上松町で行われた7日の告別式では喪主を務めた。

 西前頭2枚目の元大関は初日に関脇若元春と対戦。会場のドルフィンズアリーナに飾られた七夕の短冊には「色々と復帰」としたため、大関返り咲きへの意欲をうかがわせた。

© 一般社団法人共同通信社