広島県内 9日にかけて断続的に大雨の恐れ 始発から運休のJR線も

8日午後5時30分の時点で、広島県内には発達した雨雲がかかり、雷を伴った激しい雨が降っているところがあります。9日にかけて断続的に強く降りやすく大雨となる見込みです。

山陰沖に梅雨前線が停滞し、暖かく湿った空気の流れ込みが強まっているため、広島県内は大気の状態が非常に不安定となっています。帯状の発達した雨雲が通過して、8日午後4時30分までの1時間に30mm以上の激しい雨を観測している所があるほか、一部で落雷も観測しています。

このあと9日昼ごろにかけて発達した雨雲が断続的にかかり、局地的に雷を伴って激しく降る所がある見込みです。9日夕方までの24時間に予想される雨の量は多い所で120mmとなっています。土砂災害や浸水、河川の増水には十分注意してください。

JR西日本によりますと、この雨の影響で芸備線と福塩線は8日午後から運転を順次見合わせています。9日は、芸備線と福塩線に加えて、呉線の三原駅から広駅までの区間も、始発から運転を見合わせる予定です。

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