こども将棋大会 263人熱戦 高学年高牟礼君 低学年は松浦君V

高学年の部で熱戦を繰り広げる高牟礼君(左)と高野君

 将棋日本シリーズ中国大会の一環で、小学生以下を対象とした「テーブルマークこども大会」が8日、岡山市北区いずみ町のジップアリーナ岡山で開かれた。高学年の部(小学4年以上)は広島市立戸坂小5年高牟礼楓君(10)、低学年の部(同3年以下)はノートルダム清心女子大付属小3年松浦永真君(8)が優勝した。

 岡山県内をはじめ、広島、島根県などから263人が参加。予選を勝ち抜いた計30人が決勝トーナメントに進んだ。決勝戦は勝ち残った両対局者が羽織はかまをまとってステージに上がり、プロ公式戦と同じ盤と駒を使って対局。観客が見守る中、一手一手慎重に駒を進め、白熱した真剣勝負を繰り広げた。

 高牟礼君は「序盤からペースを握れたので落ち着いて指せた」、松浦君は「攻めがうまくつながり勝ててうれしい」と笑顔だった。

 その他の上位入賞者は次の皆さん。(敬称略)

 低学年 (2)安田清流(岐阜県養老町)(3)小川寛人(倉敷市)石垣健男(松江市)▽高学年 (2)高野直哉(広島市)(3)竹内海都(岡山市)白川郁(倉敷市)

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