菊地裕太がプロ転向へ テニス留学修了、古里の矢巾で決意表明

「四大大会優勝と五輪でのメダルを目指す」と目標を語る菊地裕太=矢巾町役場

 ついにプロの世界に飛び込む。米国にテニス留学していた矢巾北中出身の菊地裕太(23)が7日、矢巾町役場を訪れ、決意を表明。9月に転向する意向を明かし「小学生の頃からの夢がかなう。どこまでいけるかすごく楽しみだ」と意気込みを語った。

 菊地は兵庫・相生学院高時代の2017年南東北インターハイ男子でシングルス、ダブルス、団体の3冠を達成した。単身渡米して、カリフォルニア州のカリフォルニア大バークレー校(UCバークレー)に進学。同大大学院に進み、5月にプログラムを修了した。

 四大大会優勝と五輪でのメダル獲得を目標に掲げ「5セットマッチを戦い抜ける体力とサーブの技術を磨く。28年ロサンゼルス五輪出場を目指す」と誓った。

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