新技「ミナミ」認定、男子床運動 国際体操連盟、南一輝がW杯で

南一輝

 国際体操連盟(FIG)は8日までに、体操男子の南一輝(エムズスポーツク)が3月のワールドカップ(W杯)ドーハ大会の床運動で決めた「後方抱え込み2回宙返り3回半ひねり」をH難度の新技と認定し「ミナミ」と命名した。G難度の「リ・ジョンソン」に半ひねり加えた技。

 松永政行が銅メダルだった1992年バルセロナ五輪の平行棒で成功したD難度の「懸垂前振り後方抱え込み宙返りひねり腕支持」は「マツナガ」と名付けられた。

 新技は主要国際大会で初成功した選手の名前が付く。(共同)

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