京都サンガ、ガンバ大阪に敗れる 4試合ぶりの黒星

後半終了間際、決定機でシュートを外し頭を抱えるサンガの木下(パナソニックスタジアム吹田)

 J1京都サンガFCは8日、パナソニックスタジアム吹田で第20節のG大阪戦に臨み、0-1で敗れた。4試合ぶりの黒星となり、勝ち点は20のままで、順位は14位から15位に落ちた。

 サンガは、前節鹿島戦と同じ先発メンバー、布陣で挑んだ。前半は一進一退の攻防となり、同18分にCKから頭でネットを揺らされたが、オフサイドの判定。その後はカウンターから敵陣深くに攻め込む場面が増えた。

 均衡状態が続く中、後半21分、荒木、アピアタウィア、平戸を同時投入して3バックに布陣を変更。相手の攻勢をGK太田のファインセーブなどで耐えていたが、同27分、自陣左のクロスを遠いサイドの福田に頭で押し込まれて先制された。守備陣は帰陣していたが全く反応できなかった。その後はパトリックも投入。木下がポストをかすめるシュートを放つなど押し込んだが、最後までネットは揺らせなかった。

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