デ・ヘアがマンチェスター・U退団を発表

写真:12年間を過ごしたマンチェスター・Uに別れを告げたデ・ヘア ©Getty Images

元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアは7月8日、マンチェスター・ユナイテッドを退団することを自身のSNS上で発表した。

デ・ヘアは「この退団メッセージをすべてマンチェスター・Uファンに送りたい」という書き出しで、次のように退団の意向を伝えた。

「12年間にわたる不変のサポートに感謝の意を示したい。親愛なるサー・アレックス・ファーガソンが僕をこのクラブに連れてきてくれて以来、僕たちは多くのことを達成することができた。このユニフォームを着るたびに、チームを、そしてクラブを代表することへの大きな誇りを感じることができた」

「今は再び厳しい環境に身を投じ、新しい挑戦を始めるのに最適な時期だと思っている。マンチェスターはこれまでもずっと僕の心の中にある。マンチェスターは僕の体の一部であり、決して消え去ることはないだろう」

2011年にアトレティコ・マドリードから加入して以来、12年にわたってマンチェスター・Uでプレーしたデ・ヘア。公式戦545試合出場、190試合のクリーンシート達成は、いずれもマンチェスター・ユナイテッドのGKとしては歴代最多記録だ。

プレミアリーグとFAカップ、ヨーロッパリーグ制覇に貢献しただけでなく、プレミアリーグのゴールデングローブ賞など数々の個人賞も受賞した。

マンチェスター・ユナイテッドの公式サイト上では、エリク・テン・ハフ監督のコメントも紹介された。

「マンチェスター・ユナイテッドで1試合でもプレーするためには、素晴らしいクオリティーと人間性が必要だ。12年間で545もの試合を経験するというのは特別な功績だ。特に毎試合、注目を浴びるGKというポジションならなおさらだ。彼はクラブ史上最高のGKの一人としてこれからも記憶されていくだろう」

「個人的には、昨シーズン達成した25回のクリーンシートと、ピッチ上でのシーズンを通じた多大な貢献が印象に残っている。チームの全選手、そしてスタッフが、彼の素晴らしいキャリアの次なるステージでの幸運を祈っている」

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