ススキノ殺人 男性携帯の電源切る 同行者、足取り発覚逃れか

 札幌市中央区のホテルの客室で恵庭市の会社員男性(62)が殺害された事件で、男性の携帯電話の電源が、男性と同行した人物がホテルを退出した時間帯に切られていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。携帯電話は衛星利用測位システム(GPS)機能で位置情報を確認できることから、札幌中央署の捜査本部は、この人物が携帯電話を持ち去った上で電源を切り、ホテル退出後の逃走ルートの発覚を避ける狙いがあったとみて調べている。

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