アメリカ女子代表のレジェンド、ラピノーが今季限りで現役引退 「最後のシーズンに」

[写真:Getty Images]

アメリカ女子代表FWミーガン・ラピノー(38)が今季限りでの現役引退を表明した。

代表通算199キャップを誇り、今月に開幕する女子ワールドカップ(W杯)のメンバーにも入るラピノー。今月5日に38歳の誕生日を迎えてのW杯後もNWSLの戦いが続くが、自身のSNSを通じて、幼少期の写真とともに、このシーズンをもって現役生活を幕引きとする旨を明らかにした。

「深い安らぎと感謝の気持ちとともに、私はこの美しいゲームをプレーする最後のシーズンにすると決めた。サッカーが私の人生を形作り、一変させるとは想像もしていなかったけど、この少女の表情を見ると、彼女ははじめからわかっていたのだろう」

2013年からOLレインでプレーするラピノーは2006年に代表入りし、2012年のロンドン・オリンピックで金メダルを獲得したほか、W杯では2015年のカナダ大会から連覇に貢献。今回のW杯では3連覇を目指す。

また、個人としては2019年のフランスW杯で得点王と大会MVPに。同年の女子バロンドールやFIFA女子最優秀選手賞にも輝いている。

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