イベント多彩、20日から別府短編映画祭 俳優らのトークや音楽「楽しんで」【大分県】

「映画や飲食、ワークショップ、ゲストとの交流など楽しんでほしい」と呼びかける別府ブルーバード劇場の岡村照館長(右)ら=別府市北浜

 【別府】「別府短編映画祭」が20日から23日まで、別府市の別府ブルーバード劇場(北浜)や商店街「べっぷ駅市場」(JR別府駅南高架下)などである。映画、笑い、飲食、音楽など六つの要素で展開し、俳優や映画監督、ミュージシャン、芸人がトークショーやライブなどで彩る4日間。初めての取り組みで、多彩なイベントを楽しめる。

 映画製作、商店街の関係者ら有志による実行委員会(釘宮道広代表)が企画した。スクリーンで映画を見たことがない人たちに「入り口」として短編映画を楽しんでもらうことや、老舗映画館、珍しい高架商店街の魅力に触れてもらうことが目的。

 ブルーバード劇場は初日の20日、「別府短編映画制作プロジェクト」で公開した3作品を上映する。21~23日はヒューマンドラマなど30分前後の17作品のほか、アマチュア作品も披露する。チケットは千円から。アマチュア作品は無料。

 べっぷ駅市場では既存の15店舗に加え、市内外の56店舗が「1日限り」(一部2日間)で出店する。21、22両日は午後5時からスタートし、飲食を中心に提供する。23日は午前10時から午後4時。のみの市をイメージした「昼市」で雑貨や器などを扱う。

 ほかに音楽ライブ、お笑い芸人によるステージや漫才ワークショップ、アートワークショップなどがある。ライブ、ステージは整理券を当日配布。ワークショップは17日までに申し込みが必要。

 釘宮代表は「短編映画を見たり、おいしいものを食べたり笑ったりと、子どもからお年寄りまで楽しんでもらえるはず。駅前エリアのにぎわいにつなげたい」と張り切っている。

 詳細内容は「線路シタ」のインスタグラムから。問い合わせは実行委事務局(070.9007.6993)。

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