エンゼルス連日の投手陣崩壊で借金ターン 大谷はサイクル逃すも32号弾

【エンゼルス5-10ドジャース】@ドジャー・スタジアム

エンゼルスは先発のリード・デトマーズが4回途中7失点と先発投手が連日の炎上で降板すると、リリーフ陣も失点を重ねてドジャース打線を相手に計10失点。中盤以降打線も反撃を見せたが間に合わず、5対10でドジャースに敗北し、5連敗で前半戦を終えて借金ターンとなってしまった。2回から登板したドジャース2番手のマイケル・グローブが今季初勝利(2敗)をマークし、デトマーズに6敗目(2勝)が記録されている。

連敗ストップを賭けて6月以降防御率2.21と安定感抜群だったデトマーズをマウンドに送り出したエンゼルスだったが、ドジャース打線の前に打ち砕かれた。立ち上がりにいきなりムーキー・ベッツの26号先頭打者弾を浴びると、2回裏にはマックス・マンシーの21号ソロから崩れ、敬遠策も裏目に出て4安打で5失点。さらに4回裏にもフレディ・フリーマンの17号ソロを浴びてデトマーズがノックアウトされると、後続の投手も勢いを止めることができなかった。

エンゼルスの大谷翔平は前日に続き「1番・DH」でスタメン出場し、センター前ヒット、ライトへの三塁打、センターフライ、センターへの32号2ラン、レフト犠牲フライで4打数3安打3打点の活躍。第4打席のホームランでサイクル安打まであと二塁打1本と迫ったものの、記録達成とはならなかった。それでも圧巻のパフォーマンスで打率を再び3割台に乗せ、打率.302、32本塁打、71打点、11盗塁、OPS.1.050と驚異のスタッツで前半戦を終了。日本時間12日に行われるオールスター・ゲームでの活躍も期待される。

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