エバートンFWシムズがコヴェントリーに完全移籍…主砲ギェケレシュ後釜候補に

[写真:Getty Images]

コヴェントリー・シティは7日、エバートンからイングランド人FWエリス・シムズ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。

191cmの大型ストライカーのシムズは、ブラックバーンやマンチェスター・シティの下部組織を経て2017年夏にエバートンへ加入。だが、なかなかファーストチームに定着できず、ブラックプールとサンダーランド、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返していた。

そういった中、2022-23シーズンは1月にサンダーランドからローンバックし、後半戦は途中出場がメインとなったものの、リーグ戦11試合に出場。また、3月のチェルシー戦では1点ビハインドの後半終盤に値千金の同点ゴールとなるプレミアリーグ初ゴールを記録。結局、17位フィニッシュとなったクラブと18位のレスター・シティのポイント差はわずかに「2」と薄氷での残留に貢献を見せていた。

なお、コヴェントリーでは2022-23シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で、46試合21ゴール10アシストと圧巻の活躍を見せたスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの流出が決定的。シムズはその主砲の後釜を担う見込みだ。

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