若い世代に献血への関心を高めてもらおうというキャンペーンが9日、愛媛県松山市の大街道献血ルームで行われ、学生が協力を呼びかけました。
愛媛県内4大学でつくる「県学生献血推進協議会」が実施した「サマーキャンペーン」では、大街道献血ルーム前に並んだ学生らが、手作りのポスターを手に同世代の若者に協力を呼びかけました。
日本赤十字社のまとめによりますと、去年の県内の献血者は、50代が28.4%と最も多く、40代が24.8%、20代15.4%と続いていますが、10代は4.2%に留まっています。
また、採取した血液の期限は最大でも28日で日々の協力が不可欠なため、担当者は「将来を見据え、若い世代に早くから関心をもってもらいたい」と話していました。
キャンペーンは今月15日にも、松山市の「アイテムえひめ」で行われます。