LDHの新星・TJBBが西宮に、アクロバットでファン歓声

LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z』から誕生した10人組ダンス&ボーカルグループ・THE JET BOY BANGERZ(ザ ジェット ボーイ バンガーズ)が7月9日、「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)に登場。LDH屈指のパフォーマンス力で集まったファンを魅了した。

「阪急西宮ガーデンズ」でファンと記念撮影するTHE JET BOY BANGERZ(7月9日・兵庫県西宮市)

コーラスグループ・DEEP SQUAD、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」からも参加するなど実力派メンバーが揃い、「騒がしい個性が集まってジェットエンジンのように燃え盛る」という意味が込められたグループ名のように、ダンス、ボーカル、ラップの熱いパフォーマンスが魅力の10人組。

この日は、デビューの感謝を伝えるLDH恒例のライブ行脚『夢者修行』の6日目。オーディション中は吹雪に見舞われたり、新幹線が遅れたりと「ツイてない」グループと言われていたが、この日は雨予報にも関わらずなんとか持ちこたえ、多くのファンが集まった。

「阪急西宮ガーデンズ」でパフォーマンスを披露するTHE JET BOY BANGERZ(7月9日・兵庫県西宮市)

「盛り上がっていきましょう!」というかけ声とともに、8月23日にリリースされる彼らのデビューシングル『Jettin’』からライブはスタート。10人の得意分野を存分に活かした楽曲となっており、蒼虎、陽、滝による見せ場のアクロバットが決まるとファンからは歓声が沸き起こった。

そのほか、ボーカル陣がバラード曲を歌い上げて歌唱力の高さも見せつけ、LDHの先輩グループの楽曲カバーやオーディション課題曲『RAGING BULL』では、ダンスソロや「TJBB!」の大合唱などもあり終始大盛り上がり。10人全員で360度のステージをめいっぱい使い、観客を煽るなどして会場を沸かせた。

メンバーの滝は「この10人、そしてTEAM JETZ(ファンネーム)のみなさんとともに、ドームを目指していきたい。その一歩として、デビュー曲『Jettin’』のビルボードチャートTOP10入り、というのは絶対に果たさないといけないと思っています。応援よろしくお願いいたします!」と呼びかけた。

■ メンバー4人が関西出身のTJBB

メンバーのうち、田中彰、宇原雄飛、古嶋滝、佐藤陽は関西出身。デビュー曲を関西のファンにお披露目できたことについて、リーダーの彰は「みなさんすごく待ってくださっていて。僕たちも早く披露したかったので、すごく盛り上がってくれて、パフォーマンスをしてて気持ちよかったですね」と清々しい表情でコメント。

ボーカルの雄飛は「僕たちはボーカル3人とパフォーマー7人なんですが、自分たちの魅力が詰まった、デビューにぴったりな楽曲になっていると思います!」と自信を見せた。デビューは8月23日。オーディションで苦楽をともにした「KID PHENOMENON」「WOLF HOWL HARMONY」も同日デビューを果たす。

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