岡田准一主演で実写映画化もされた人気漫画「ザ・ファブル」 TVアニメ化決定

「ヤングマガジン」で連載された南勝久原作の漫画「ザ・ファブル」が、テレビアニメ化されることが決まった。

「ザ・ファブル」は、累計発行部数が2200万部を突破している人気漫画で、2019年と2021年には岡田准一主演で実写映画化もされた作品。幼少期から殺し屋としての英才教育を受け、どんな敵も6秒以内に鮮やかに葬り去る、無敵の殺しの天才・通称“ファブル”。ある日、組織のボスから「1年間誰も殺してはならない」という突然の指令を受けた彼は、人殺しをしないまったく新しい生活を送ることになる。佐藤明と名乗り、プロになってから初めて過ごす普通の生活。しかし、平穏な日常の中にうごめく不穏な空気が明を放っては置かない、というストーリーが展開される。

これまで「装甲騎兵ボトムズ」シリーズや「太陽の牙ダグラム」「火の鳥」など数多くの作品を手掛けてきた髙橋良輔監督が、アニメーション制作を担当する手塚プロダクションとタッグを組む。

ティザービジュアルでは、ファブルが裸で愛銃のナイトホークを握り、最強の殺し屋らしい鋭い眼光を見せている。

原作の南勝久、髙橋良輔監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■原作:南勝久
実写映画に続き、この度のアニメ化とまたひとつ夢・目標に手が届き、関係者の皆様には大変感謝しております。『ザ・ファブル』の構想を練り出した時点から、密かに実写映画化とアニメ化の両方を念頭に入れておりました。昨年、髙橋良輔監督たちが僕の地元まで足を運んでくれて、今作の事を熱く語られているのを聞いた時、このアニメは良いものになると直感いたしました。原作ファンの皆さん、漫画と同じように動くアニメの『ザ・ファブル』をぜひ楽しみにしていてください。僕も皆さんと同じくワクワクしながら完成を待ち望んでおります。

■監督:髙橋良輔
「紙面上のキャラに針を刺すと血が出るような……」これは単行本一巻の表紙裏に書かれた原作者の言葉である。正にアニメの『ザ・ファブル』が目指すものもこの一点にある。作品の中で描かれる“強さ”も“優しさ”も“侠気”も“狂気”も、切れば噴き出す熱い血を持ったキャラクター達によって語られなければならない。いざ、我ら一同も身震いして佐藤兄妹と共に――浪花へ!

【作品情報】
ザ・ファブル
©︎南勝久・講談社/アニメ「ザ・ファブル」製作委員会

© 合同会社シングルライン