【マレーシア】サバ空港の入境手続き、大使館が注意喚起[社会]

在マレーシア日本大使館は7日、東マレーシア・サバ州のコタキナバル国際空港で出入境時にトラブルが起きるケースが散見されているとして、在留邦人に注意を呼びかけた。

サバ州では州独自の出入境管理が実施されており、マレーシア国内の移動であってもコタキナバル国際空港到着時に旅券(パスポート)に入境印(スタンプ)を押してもらう必要がある。同空港の国内線ターミナルには、出口が「サバ州内」と「マレー半島・サラワク州・ラブアン」の2つに分かれており、首都クアラルンプールなどサバ州以外から到着した場合は、「マレー半島・サラワク州・ラブアン」の出口で入境手続きをする。

日本大使館は、最近、コタキナバル国際空港で入境スタンプが押されないまま入境し、出境時にトラブルになったケースが散見されているとして、同空港到着時に案内板などをよく確認し、必ずパスポートに入境スタンプを押してもらうよう呼びかけている。

マレーシアではサバ州のほか、隣接するサラワク州も同様に独自の出入境管理を実施しており、他市・州から入境する場合は旅券に入境スタンプを押してもらう必要がある。

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