カブスが逆転勝利でカード勝ち越し 鈴木は7号ソロで6戦連続安打

【カブス7-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

カブスは3点ビハインドで迎えた7回表に3点を返して同点とすると、8回表には鈴木誠也の犠牲フライなどで2点を勝ち越し、9回表にも1得点。終盤3イニングで6得点と打線が繋がり、7対4でヤンキースを下してカード勝ち越しを決めた。カブス2番手のジュリアン・メリーウェザーが2勝目(0敗)をマークし、4番手のアドバート・アルゾレイが7セーブ目を記録。ヤンキース4番手のロン・マリナチオに4敗目(4勝)が記録されている。

カード勝ち越しで前半戦を締めくくりたいカブスは、1対1の同点で迎えた6回裏に2本のホームランで3点を失ったものの即座に反撃。内野ゴロ間の得点で1点を返すと、なおも二死2・3塁のチャンスでヤン・ゴームスがセンター前に運び同点に追いつく。これで勢いづいたカブスは8回表に鈴木の犠牲フライとワイルドピッチで2点を勝ち越すと、9回表にもタッカー・バーンハートのタイムリー二塁打が飛び出し試合を決めた。

鈴木は「4番・右翼」でスタメン出場し、サードゴロ、レフトへの同点ソロ、ファーストファールフライ、ライトへの犠牲フライで3打数1安打2打点の活躍。前々回の登板で完全試合を達成したヤンキース先発ドミンゴ・ヘルマンを相手に自身約1か月半ぶりとなるホームランを放つと、決勝の犠牲フライと2度の殊勲打。これで6試合連続安打とし、いい形で前半戦を締めくくった。今季は負傷による出遅れなどもあった鈴木は、打率.259、7本塁打、28打点、1盗塁、OPS.747と満足いく数字は残せていないが、後半戦での反撃を予感させるパフォーマンスとなった。

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