きょう(月)は関東など太平洋側は晴れている地域があり、朝から気温が高くなっている。東京都心は午前8時前に30℃を上回り、11時14分に35.0を観測し、今年初めて猛暑日となった。きょう(月)は南西諸島だけでなく、関東にも今年初めて熱中症警戒アラートが発表されている。湿気が多く危険な暑さが続くため、屋外での作業などは万全の熱中症対策を心がけたい。
なお、きょう(月)は太平洋側でも、昼過ぎから夜遅くにかけて雷雲が発達する可能性がある。関東や東海は局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。また、かなり局地的ではあるが、ひょうが降るおそれがあるため、農作物や農業施設の管理に注意が必要となる。
関東はあす11日(火)も厳しい暑さが続き、最高気温は前橋で36℃まで上がる見込み。東京都心は35℃予想で、二日連続で猛暑日となりそうだ。引き続き、こまめな水分補給や休息を心がけると共に、冷房を適切に使用するなど部屋の温度管理を心がけたい。なお、あす(火)明け方にかけて気温の下がりにくい地域が多いため、夜間の熱中症に対しても注意が必要となる。
(気象予報士・高橋和也)