「袴田事件」検察側は再審公判で有罪立証する方向で最終調整 10日、立証方針が示される予定

裁判のやり直しが決まったいわゆる「袴田事件」で、検察側は再審公判で有罪立証する方向で最終調整しているとみられ、10日、立証方針が示される予定です。

1966年、旧清水市で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」では袴田巌さんの死刑判決が確定していますが、東京高裁は2023年3月、弁護側の主張を認め再審=裁判のやり直しを決定しました。

これまで再審公判に向け、裁判所と検察、弁護団による3者協議が開かれていましたが、検察側は再審公判への方針を検討するため、10日を期限とする3か月の猶予を求めていました。

関係者によりますと検察側は有罪立証する方向で最終調整しているということです。

© 株式会社静岡第一テレビ