オリオールズが大勝でツインズをスイープ 2ゲーム差で地区首位追走

【オリオールズ15-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

オリオールズは同点で迎えた5回表に6安打2ホーマーの猛攻で7点を奪うと、6回表にも2者連続ホームランなどで6得点とツインズ投手陣を圧倒。結局17安打15得点の猛攻を披露して15対2でツインズを下し、3連戦スイープで前半戦を終えた。オリオールズ先発のカイル・ギブソンがキャリアハイに並ぶ11個の三振を奪う7回2失点の好投で9勝目(6敗)をマークし、ツインズ先発のジョー・ライアンは6敗目(8勝)を喫している。

4連勝中と好調のオリオールズが長打攻勢でツインズをねじ伏せた。2回表にオースティン・ヘイズが9号同点ソロを放ちホームラン劇場の幕を開けると、5回表にはラモン・ウリアスの勝ち越し4号ソロ、アーロン・ヒックスの7号3ランで8対1と大量リード。波に乗ったオリオールズはこれにとどまらず、6回表にアドリー・ラッチマンとアンソニー・サンタンデールの2者連続ホームランが飛び出すと、最後はサンタンデールがチーム6発目・自身2発目となる16号ソロで15得点の猛攻を締めくくった。

オリオールズはこれで5連勝をマークし、54勝35敗、貯金19の大躍進で前半戦を終了。序盤戦で地区首位を独走していたレイズとの差を2ゲームまで詰め、その背中を視界に捉えている。チームOPSはメジャー9位、チーム防御率は同16位と決して飛びぬけた数字ではないが、オールスター・ゲームにも選出されたフェリックス・バティスタ、ジェンニエル・カノーを中心にリリーフ陣が安定し、打線も勝負強く接戦を制している。2014年以来となる地区優勝へ、後半戦もオリオールズから目が離せない。

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