【気象情報】愛媛県は10日昼過ぎから11日明け方にかけ土砂災害に十分注意を

松山地方気象台によりますと、山陰沖に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、引き続き愛媛県では10日夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となりそうです。

8日正午から10日午前11時までの降水量(アメダスによる速報値)は
・伊予市中山110.0ミリ
・東温市上林106.0ミリ
・今治市大三島72.5ミリ
・久万高原町久万66.5ミリ
・石鎚山成就社60.5ミリ…などとなっています。

今後も愛媛県では、10日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、予想以上に雨雲が発達した場合は、10日昼過ぎから11日明け方にかけて、警報級の大雨となる可能性があります。

10日に予想される1時間降水量は、東中南予のいずれも多い所で30ミリ、10日正午から予想される24時間降水量は、東中南予のいずれも多い所で60ミリとなっています。

このため、土砂災害に十分注意するとともに、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。

そして、今後、発表される防災気象情報にご留意ください。

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