イカルディ買取迫るガラタサライ、アンヘリーニョ獲得にも動く

[写真:Getty Images]

ガラタサライが、RBライプツィヒのスペイン人DFアンヘリーニョ(26)の獲得に動いているようだ。

昨シーズンのスュペル・リグを制覇し、新シーズンはリーグ連覇と共に、ヨーロッパコンペティションでの躍進を目指すガラタサライ。直近の報道では、パリ・サンジェルマンからのレンタル加入で主砲として活躍した元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの完全移籍移行が迫るなど、移籍市場でも動きを見せている。

そういった中、イスタンブールの名門は手薄な左サイドの補強としてスペイン人DFの獲得に動いているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ガラタサライはアンヘリーニョとの交渉において個人間合意を取り付けたという。そして、今後はクラブ間での交渉を進めていくことになる。

昨夏、ホッフェンハイムにレンタルで放出されたこともあり、ライプツィヒは同選手を重要な戦力としてはみなしていない。ただ、契約はあと2年残っており、クラブは2000万ユーロ(約31億2000万円)に設定する移籍金の支払いを求めているようだ。

マンチェスター・シティでプロキャリアをスタートしたアンヘリーニョは、複数のクラブへのレンタル、PSVへの完全移籍などを経て、2020年1月にシティからライプツィヒにレンタル移籍。その翌シーズンもレンタル期間延長で在籍していた中、最終的に完全移籍へ移行した。

ライプツィヒではここまで左のサイドバック、ウイングバックを主戦場に98試合12ゴール28アシストをマーク。ただ、昨夏はドイツ代表DFダビド・ラウムの加入を受け、ホッフェンハイムにレンタル。公式戦35試合1ゴール12アシストの数字を残したが、クラブは2000万ユーロの買い取りオプションを見送る形となっていた。

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