コメを自動計量する炊飯器発売　パナソニック、先行体験の声反映

　パナソニックが、内蔵タンクからコメと水を自動で計量、投入する新型炊飯器を発売した。スマートフォンと連携し、外出先からの操作も可能。商品開発過程では、一部の消費者が先行体験し、感想をフィードバックする新しい仕組みを導入した。利用者の声をターゲット層の選定などに反映し、一般販売に踏み切った。

　スマホの専用アプリを使って炊飯量を指定すると、自動でコメと水が内釜に投入される。外出先からでも食事の準備を進めることができ、家事の負担軽減に貢献できるとしている。コメは無洗米を使用する。

　一般販売前の先行体験では、200台の募集に対し、約1万件の応募があったという。