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ロシアによる侵攻の犠牲者の身元確認などに関して、日本警察から研修を受けているウクライナ国家警察の鑑識部門の幹部10人は10日、警視庁麻布署を視察し、指紋採取を体験した。
10人は午前の開幕式に続いて、警察庁職員から警察庁や都道府県警からなる日本警察の組織についての講義を受けた。
麻布署では、刑事課鑑識担当の署員が講師になり、瓶に付いた指紋をアルミニウムの粉末を使って採取した。幹部はウクライナで使っている手法との違いを指摘し「採取した指紋はどうやって管理し、他の指紋と照合しているのか」と質問するなど、署員と熱心なやりとりが続いた。
研修は14日までの5日間。