仙台空襲から78年で慰霊祭 遺族の高齢化で参列者は年々減少

約1400人が犠牲になった仙台空襲から7月10日で78年です。仙台市で慰霊祭が行われました。

1945年7月10日未明、アメリカ軍の爆撃機による約1万3000発の焼夷弾で焼け野原となった仙台市、2時間余りの空襲で死者は1399人、負傷者は1683人に上りました。

仙台空襲から78年となった7月10日、仙台市では慰霊祭が行われ遺族らによる黙とうと献花が行われました。

仙台市遺族会杉澤武子会長「戦争っていうのは実際に戦地に行かれた方、戦争をしている方の他に残された方が大変だということも知っていただきたい」

市によりますと、遺族の高齢化が進み慰霊祭への参列者は年々減少していて、前年より10人少ない40人ということです。

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