XIIX、FM802公開収録ゲスト出演 約1,000人のファンを迎え七夕の夜にトーク&ライブ披露

7月7日、XIIX(テントゥエンティ)をゲストに迎えたFM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』の番組公開収録が大阪・あべのキューズモール3階スカイコートにて開催され、そのイベントレポートが到着した。

今回、番組がゲストに招いたのは、斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/Vo&Gt)と須藤優(Ba)から成るXIIXで、番組DJ・落合健太郎とともにトークを繰り広げたほか、アコースティックミニライブも実施。ファンと大いに盛り上がった貴重な七夕の夜を紹介する。

落合が状況を“焼売”と表現するほどの高温多湿のなか、会場には優先観覧エリアだけでも約1,000人が集結。大観衆を前に須藤は「ゾクゾクするな!」と息巻き、話題は早速、約2年半ぶりとなる7月26日リリースの3rdアルバム『XIIX』の話へ。バンド名を冠した同作について、斎藤は「もともと自己紹介を3作で完成させようと思ってたんです」と語り、そこからトークが広がるうちに「僕自身が音楽みたいなもんなんで(笑)!」という名言も繰り出して拍手喝采を浴びる。

また来場者からの質問タイムでは「初対面の人との会話で気をつけることは?」と聞かれると、「人見知りじゃない人間っていないと思うので……」とアドバイスを考える斎藤に対して、「(自分は)人見知りしないんですよ」と須藤がバッサリ! の好対照。その後も寄せられた問いに答えながら、互いの初対面の印象、”オネエ言葉”の活用法、BRAHMANをコピーした初ライブの思い出など、話す内容は多岐にわたり、人々は吹き出したり納得したりしてその言葉に耳を傾ける。

そして後半はお待ちかねの弾き語りライブへ。なんと1曲目は、「せっかく七夕にお集まりいただいたんで」(斎藤)と、「打上花火」(DAOKO×米津玄師)のカバーでエモーショナルな大サービス。さらに、美しくせつないハーモニーも聴かせつつ心を軽くする「おもちゃの街」、ルーパーを使って観客のクラップと演奏を重ねるダンサブルな「LIFE IS MUSIC!!!!!」、ギターもベースもスリリングに鳴らしてボーカルでも畳みかける、アルバム『XIIX』収録のアッパーチューン「アカシ」を披露すれば、わずか4曲でファンはうっとりとなる一方、二人は汗だくに。ライブ後、落合も思わず「かっこいい。ヤバかったね!」と口にするパフォーマンスには、8月と10月に控えるツアーがますます楽しみになるばかりだ。そんな興奮もさめやらぬなか、収録はとうとう終わりの時間に。最後は全員での記念撮影で締めくくり、大満足のファンが起こす大きな拍手と歓声でXIIXを送り出した。

なお、今回の模様は7月12 日、FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』の22時台にオンエアされる。

TEXT 服田昌子
PHOTO 渡邉一生

◎イベント情報
【FM802 ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!- XIIX 公開収録】
2023年7月7日(金)大阪・あべのキューズモール3階スカイコート
START 19:00

◎番組情報
FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』
毎週月曜日~木曜日 21:00~23:48放送
DJ:落合健太郎

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