本郷産廃処分場で水の汚れ基準超 県がすでに行政指導 三原市

三原市にある産業廃棄物の埋め立て処分場で、採取された水の汚れ具合を示す指標が法定基準値を超えていたことがわかりました。

「本郷産業廃棄物最終処分場」は民間業者のJAB協同組合が去年オープンさせたもので、すでに一部で産業廃棄物の搬入などが行われています。

県は、先月この処分場に対し採取した水の汚れを示す指標が法定基準値の約2.5倍だったことを通知しました。

そのうえで産業廃棄物の搬入や埋め立ての停止と原因や改善策の報告を求める行政指導を行ったということです。

この処分場を巡っては近隣住民らが水源が汚染されるとして3年前から建設を反対していて先週、広島地裁が県に対し設置許可を取り消すよう命じる判決を

下したばかりです。住民らは県が控訴しないよう11日にも署名を提出することにしています。

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