世界工業開発機関(UNIDO)と中国ファーウェイ、上海で開催された世界人工知能大会で産業と製造業のための人工知能に関するグローバル・アライアンス(AIM Global)を立ち上げ

上海--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --2023年7月6日、第6回世界人工知能大会(WAIC)において、UNIDO、ファーウェイおよびその他のパートナーは、「産業と製造業のための人工知能に関するグローバル・アライアンス」(AIM Global)を正式に発足させました。UNIDOが中心となり、AIM Globalは官民のパートナーを統合し、産業と製造業におけるAIの利用とイノベーションを推進します。

UNIDOのゲルト・ミュラー事務局長は、WAICの開会式にて聴衆を前に次のように述べています。「AI分野における進歩が、安全で倫理的、持続可能かつ包摂的な形で確実に行われるようにすることは、私たちが共有する責任です。AIM Globalは、国家間や産業間のデジタル格差を解消し、AI革命から誰も取り残されないようにすることの重要性を認識しています。AIM Globalは、AIの展望を形作る最前線に立ちます。AIが善の力となり、その恩恵がすべての人に行き届き、私たちが共有する価値観と調和してイノベーションが繁栄する未来を築くために協力しましょう。」

ファーウェイのコーポレート・コミュニケーション担当副社長ビッキー・チャンは、次のように述べています。「当社にとって、AIM Globalの戦略的パートナーになれたことは非常に光栄なことです。ファーウェイは、UNIDOや他のアライアンス・パートナーと緊密に協力しつつ、AIを活用して産業発展に新たな勢いをもたらしていきます。当社はコンピューティング能力で強力な基盤を構築しており、特定の業界向けに設計された複数の大型モデルを打ち出しています。当社の目標は、すべての産業により効果的に貢献するAIソリューションを開発することであり、科学研究をより良くサポートすることです。」

このアライアンスは、グローバルに中小企業への支援を提供するUNIDOの投資・技術移転促進事務所の現地ネットワークと知見の恩恵を受けます。その結果、セクターを超えた実際の中小企業の課題に対する深い理解が、AIM Globalの戦略に反映され、その効果を最大化することになります。UNIDOは、AIを通じて産業競争力と持続可能な開発を強化するパイオニア的努力を支援することに全力で取り組んでいます。

AIM Globalは、コラボレーション、知識の共有、ベストプラクティスの開発のためのプラットフォームとして役割を果たします。AIM Globalは、4つの主要分野に重点を置きます。 第一に、AIM Globalは、産業および製造業に特化したAI技術の研究開発を促進します。 第二に、アライアンスとパートナーは、産業および製造業におけるAIの使用に関する倫理的ガイドラインの策定と推進に取り組みます。これらのガイドラインには、環境的基準や社会的基準が含まれます。第三に、UNIDOは、アライアンスからのサポートによって、産業および製造業におけるAIの使用に関する政策提言を各国政府や国際機関に伝えることを目指します。これにより、各国のAI戦略の策定を牽引することになります。最後に、AIM Globalは、産業および製造業におけるAI利用のベストプラクティスを促進します。

ファーウェイは、産業用AIの導入に関するケーススタディや、集中的な研究開発から得た知見、また専門家のグローバル・ネットワークを活用することで、AIM Globalを積極的に支援していきます。

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