【カンボジア】主要3空港利用者、上期は4倍の248万人に[運輸]

カンボジアの主要3空港の利用者数が順調に回復している。先ごろ発表された今年上半期(1~6月)実績は前年同期比で3.7倍の248万人に達した。クメール・タイムズ(電子版)が10日に伝えた。

主要3空港は首都プノンペン、南部シアヌークビル、北西部シエムレアプの3カ所で、カンボジア・エアポーツが運営している。

カンボジア民間航空局(SSCA)のシン・チャンセレユブタ報道官は、3空港の上半期の発着便数は前年同期比2.5倍の2万4,725便だったと報告。週当たりの発着便数は平均404便で、プノンペン空港が同602便と最も多かったと述べた。

空港利用者数の回復は外国人観光客が急増したためだ。観光省によると、上半期にカンボジアを訪問した外国人旅行者は前年同期比5.1倍の約257万人に達した。同省の報道官は、航空路線の再開や新規開設が観光客の増加につながったと説明。今年の外国人旅行者は、通年で前年比2.2倍の最大500万人に達するとの見方を示した。

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