タイを拠点に東南アジアでマーケティングや訪日外国人旅行者向けのプロモーション支援を手がける日系企業DTK AD(ディーティーケー アド)は10日、8月にマレーシアで交流サイト(SNS)を活用したマーケティング支援サービスの提供を開始すると発表した。
DTK ADはこれまで、タイ、シンガポール、ラオス、香港でサービスを提供してきた。マレーシアのほか、今後さらにその他のアジア地域にも支援領域を拡大していく計画だ。
同社によると、マレーシアの総人口の78.5%はSNSを活用している。特にブランドや商品を検索する際のSNS利用率は51.3%と日本(25.9%)の倍近く、デジタルマーケティングにおけるSNSの重要度は高いという。
DTK ADは2013年、タイの首都バンコクで設立された。マーケティング事業を手がけるラバブルマーケティンググループ(東京都港区)が今年4月、海外事業の立ち上げと拡大を目的に子会社化した。