第94回都市対抗野球大会に出場する日本製鉄鹿島硬式野球部の壮行会が10日、茨城県鹿嶋市内で開かれ、選手たちは市民ら約450人を前に健闘を誓った。
壮行会は鹿嶋市が主催。選手が1人ずつ紹介され、ステージに並ぶと、田口伸一市長が「予選で見せた勝負強さと最後まで諦めない粘り強さを武器に、今年こそ黒獅子旗を鹿嶋に持ち帰ることを期待している」と激励。日本製鉄東日本製鉄所の若松賢太郎副所長に市旗を手渡した。
中島彰一監督は「応援で若い選手の背中を押してほしい。黒獅子旗を持ち帰りたい」と決意を述べた。チームは最終予選の北関東大会で4年ぶりに第1代表となり、2年連続22回目の本大会出場を決めた。
本大会は東京ドームで、14日から12日間の日程で開かれ、32チームが出場。日本製鉄鹿島は18日の1回戦でヤマハ(浜松市)と対戦する。