茨城県笠間市笠間の米穀店、小池商店(こめとぎゃらりぃ小池)の庭園で、約30種類50鉢あるハスが花を開き始めた。「観蓮会」として、7月末まで一般公開している。同店によると、開花のペースは平年並みで、15日ごろが一番の見頃になりそう。
観蓮会は今年で16回目。クリーム色にピンクの縁取りがある「舞妃蓮(まいひれん)」などに加え、今年は新たな見どころとして、一重の赤い花が咲く「巨椋(おぐら)の蓮」を展示。京都から取り寄せ育てたという。
友人を誘って訪れたという磯礼子さん(72)は、「花の形も色も上品で、甘い香りも何とも言えない」と笑顔。丹精込めて育ててきた店主の小池忠宏さん(49)は、「花が十分に開いている午前中がお勧め」と話した。