NY株反発、209ドル高 利上げ長期化懸念が後退

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】週明け10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前週末比209.52ドル高の3万3944.40ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化への懸念が後退し、買いが優勢となった。

 前週末発表された6月の米雇用統計の一部が市場予想を下回ったことなどを手がかりに、金融引き締めが長期化するとの観測が和らいだ。ただ、米消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードも強く、上値は抑えられた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も4営業日ぶりに反発し、24.76ポイント高の1万3685.48。

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