「日本人には労働と犠牲の文化があり有用」 板倉滉のナポリ移籍、伊誌ガゼッタも推す

1989-90シーズン以来となるセリエA優勝を果たしたナポリ。

メガクラブ行きが近い韓国人DFキム・ミンジェの後釜として、ボルシアMGの日本代表DF板倉滉の獲得が報じられてきた。アウレリオ・デラウレンティス会長も日本人選手を獲得したいと明言している。

そうしたなか、『La Gazzetta dello Sport』は、板倉のナポリ移籍の最新情報を伝えた。

「新シーズンの幕開けは、日出ずる国である日本からの知らせで始まる。キムの後継者は日本人になりそうなのだ。

板倉との交渉は進んでいるようで、横浜出身の26歳がイタリアに来るかもしれない。

彼の意欲は確かなようだ。サウジアラビアから好条件のオファーを拒否したのは、欧州とCLで自分を試したいからに他ならない。

ナポリのオファー額は1200万ユーロ(18.6億円)、ボルシアの要求額は1500万ユーロ(23.3億円)以上だが、解決法はそれほど遠くないようだ。当事者たちの意思は非常に明確だ。

キムの代役候補リストには、ある特徴を持つプロフィールの選手たちが選ばれた。

板倉はマックス・キルマン(ウルヴス)、ロビン・ルノルマン(レアル・ソシエダ)らとともにナポリのスカウト陣によって慎重に選ばれた選手のひとり」

「規律という観点では、日本人選手はより信頼できる。

なぜなら、労働と犠牲の文化があり、それはグループのダイナミズムにおいてとても効果的になるからだ。

この日本人と韓国人はアプローチが似ている。キムは守備の達人だが、板倉は技術面ではこの韓国人に匹敵する。

フィジカルでは少し劣るが、よりテクニカル。チームの経済面ではキムの不在を目立たなくすることができるはずだ」

バイエル・ミュンヘンはフランス代表DFリュカ・エルナンデスのPSG移籍が決定しており、その後釜としてキムを獲得する見込み。

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板倉は彼の代役としてナポリ移籍が近づいており、ボルシアが求める要求額との差は300万ユーロ(4.6億円)ほどだとか。

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