【移籍】エムバペがパリSG「残留」を決断か。レオナルド「彼は偉大だがリーダーではない。優れたスコアラーだが…」

前スポーツディレクターが辛らつコメント。

パリ・サンジェルマンのフランス代表キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が7月11日までに、クラブにあと1年残留することを“決断”したという。パリSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長から、「(1年のオプションなど)延長契約にサインするか、この夏に退団するか」と通告されていたが、例えベンチで過ごすことになっても、あと1シーズン、パリに“残る”ということだ。

クラブを翻弄するような存在になっているエムバペだが、昨季限りで解任されたパリSGの前スポーツディレクターであり、元鹿島アントラーズのレオナルドは『レキップ』で次のように語っている。

「彼はパリに6年間在籍し、その6シーズンのうち5つの異なるクラブがチャンピオンズリーグで優勝している。彼がいなくてもこの大会で優勝することは十分に可能だったということだ。

過去2年間、エムバペはまだチームを真に導くことのできる選手にはなっていない。彼は偉大だが、リーダーではない。彼は優れたスコアラーだが、クリエイティブではない。彼の周りに(優秀な)選手がいなければ、チームを作るのは難しい」

そのように、まさにエムバペによって追い出される形になったクラブOBは、「パリ・サンジェルマンの利益のために、どんな形であってもエムバペが去る時が来たと思う」 と辛らつに語っている。

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エムバペを巡っては、移籍金は約2億ユーロ(約311億円)と言われていて、しかし、2023-24シーズンで契約満了によりフリートランスファーに。あと1年間の延長オプションがついているが、エムバペはそれを行使しない意向を示している。レアル・マドリード、アーセナルFC、リバプールFC、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を検討していると言われてきた。

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