マイナカード返納、県内でも 16市町で少なくとも46件 安全性への不安か

 マイナンバーカードを巡るトラブルが全国で相次ぐ中、4〜6月にカードの自主返納が県内の16市町で少なくとも46件超あったことが10日までに、下野新聞社の県内全25市町への取材で分かった。安全性への不安などが理由という。政府をはじめ各自治体も取得促進に力を入れる一方、取得は任意のため市町からは「無理に引き留めるわけにはいかない」と困惑する声も上がった。

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