ポグバはユベントス残留を希望、サウジアラビア行きの流れには乗らず?

[写真:Getty Images]

フランス代表MFポール・ポグバ(30)は、今夏ユベントスを離れるつもりはないようだ。

【写真】ポグバがサウジアラビア訪問を報告、移籍の噂が巻き起こる

昨夏マンチェスター・ユナイテッドを退団したポグバは、フリーでユベントスに加入。2015-16シーズン以来となるスター選手の復帰にクラブは沸き立ったものの、蓋を開けてみれば負傷続きでシーズンの大半を欠場し、公式戦出場数は10試合、先発数はわずか1試合にとどまった。

財政難のユベントスは高給を受け取りながら期待外れのシーズンを送ったポグバについて、早くも放出を検討。加えて、同選手が自身のインスタグラムでサウジアラビアを訪れた写真を投稿したことから、一部メディアは今夏多くの有力選手がサウジ・プロフェッショナルリーグ行きを決断している流れに乗ると伝えていた。

しかし、フランス『レキップ』によると、ポグバは現在のところユベントス退団を考慮していないとのこと。サウジアラビア訪問はプライベートなことだとされ、サウジアラビア行きだけでなく、他クラブへの移籍についても検討していないという。

さらに、ポグバはユベントスにとどまることでフランス代表のディディエ・デシャン監督にアピールし、来年開催されるユーロ2024への出場を望んでいるとのこと。仮にサウジアラビアへ移籍すれば、その可能性が途絶えると考えているようだ。

一方で、サウジアラビアのクラブがポグバ獲得に莫大な金額をオファーすれば状況が変わる可能性はあり、フランス代表MFが夏の終わりにどのクラブに所属しているかが注目されている。

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