福井県立恐竜博物館リニューアル 14日再開、ミイラ化石展示

新しくなったティラノサウルスのロボットの説明をする、福井県立恐竜博物館の一島啓人副館長=11日午前、福井県勝山市

 福井県立恐竜博物館(勝山市)は11日、リニューアルオープンする14日を前に内覧会を開いた。日本初公開のブラキロフォサウルスのミイラ化石などを新たに展示し、実物大の恐竜が映し出される巨大スクリーンや恐竜研究体験が楽しめるゾーンも新設した。

 ミイラ化石は2000年、米国で発掘された。同館の恐竜の全身骨格化石は、6体が加わり計50体に。ティロサウルスなどの化石も、常設展に展示された。また特別展示室では高さ9メートル、幅16メートルの画面3面がコの字形に配置され、迫力満点の恐竜の映像を見られる。屋内の研究体験コーナーでは、化石の発掘やクリーニングができる。

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