警察官が交通事故で亡くなったゲイの青年と死後結婚? 「僕と幽霊が家族になった件」公開決定

「紅い服の少女」シリーズや「目撃者 闇の中の瞳」を手掛けた台湾のヒットメーカー、チェン・ウェイハオ(程偉豪)監督の新作「僕と幽霊が家族になった件」が、2023年8月2日および8月4日~10日に劇場公開されることが決まった。

「僕と幽霊が家族になった件」は、台湾に古くから伝わる習俗の冥婚(生者と死者による結婚)をモチーフに、ユーモアたっぷりかつ家族の絆を感動的に描いた作品。うだつの上がらない警察官ウー・ミンハン(呉明翰)は、捜査中に祝儀袋を拾ったために、若くして交通事故で亡くなったゲイの青年マオ・バンユー(毛邦羽)と死後結婚させられることになる。マオ・バンユーの存在に悩まされつつも、ある事件の解決に向けて奔走するウー・ミンハン。マオ・バンユーの助けを得て事件は解決に向かうと思われたが、そこには驚くべき事実があった。

警察官ウー・ミンハンを台湾で「新・国民的彼氏」と呼ばれているモデルで俳優のグレッグ・ハン(許光漢)が、ゲイの青年マオ・バンユーを「恋の病 ~潔癖なふたりのビフォーアフター~」「青春弑恋」のリン・ボーホン(林柏宏)が演じるほか、ウー・ミンハンのバディでかわいらしい外見からは想像もつかないタフな警察官役を、「返校 言葉が消えた日」「瀑布」などのワン・ジン (王淨)が務めている。台湾では旧正月映画として今年の2月に公開され、興行収入第1位を獲得するヒットとなった。

【作品情報】
僕と幽霊が家族になった件
2023年8月2日(水)グランドシネマサンシャイン 池袋にて特別上映、8月4日(金)~10 日(木)シネマート新宿・シネマート心斎橋にて上映(他劇場順次公開)
配給:面白映画
©Calendar Studios Co., Ltd., Bole Film Co., Ltd.

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