10日夕方、JR予讃線の特急列車が倒木と接触し、一部区間でおよそ4時間半運転を見合わせました。
(下川綾那 記者)
「あちらから折れた木が完全に列車の上に覆いかぶさってしまっています。現在復旧作業が行われています」
JR四国によりますと、10日午後6時ごろ、予讃線の光洋台駅と堀江駅の間で松山発、岡山・高松行の特急しおかぜ・いしづち28号が倒木に接触しました。
この影響で、特急列車は松山駅から今治駅、普通列車は松山駅から伊予北条駅の上下線で運転を見合わせましたが、およそ4時間半後に全ての列車の運転を再開しました。
(乗客)
「大きな音が天井でカラカラカラってしてそれで止まって電源が全部落ちて真っ暗になって空調も止まったのでみんなでここまで歩いてきた」
「ブレーキ音が大きいブレーキ音が聞こえたので皆「なに?」みたいな感じで見てたらガガガガーて倒木が当たっていた」
倒れた木は直径およそ40センチ長さおよそ15メートルで、特急列車には乗客およそ200人と乗員2人が乗っていましたがけがはありませんでした。
現場付近では10日も断続的に雨が降っていて8日の降り始めからの雨量は、70.5ミリとなっています。
10日は特急と普通列車あわせて17本が運休や部分運休となり、およそ1700人に影響が出たということです。