最強DFネスタでも止められなかった!Jリーグ史上最怖クラスの助っ人フィジカルFWとは

Jリーグ連覇を目指している横浜F・マリノス。

そうしたなか、2003~2004年のJ1連覇メンバーである那須大亮、栗原勇蔵、坂田大輔がプチ同窓会を行っていた。

対戦したなかで最も印象に残っている外国人FWを聞かれた栗原は、ワシントン、エメルソン、ジュニーニョを指名。

前者2人は主に浦和レッズでプレーしたブラジル人FW、ジュニーニョも川崎フロンターレで長く活躍したブラジル人FWだ。

栗原もフィジカルな選手だったはずだが、190cmの体躯を誇ったワシントンのフィジカルの強さは、異常なレベルだったとか。

これには那須も同意しており、松田直樹や中澤佑二ら猛者でも全く歯が立たなかったそう。

栗原曰く、「あれは抑えられない、攻略法がない、(背負われたら)ボールが見えない、競りに行ったらひっくり返される」ので対戦する時には憂鬱になるほどだったとか。

「もし、ワシントンとエメルソンが2トップを組んでたら死んでた…」という栗原は、こんな話もしていた。

「ワシントンがクラブワールドカップに出てたの、レッズで。ミランとかが出ていて。

(自分たちでは)何やっても止められないから、その当時のミランでバリバリだったネスタだったら、どうやって抑えるんだろうって見てたの。

そうしたら、普通にワシントンに抑えられてた。

ネスタでも無理だから、そりゃ無理だわ…で、諦めた(笑)」

浦和とミランは2007年に日本で行われたクラブW杯で対戦。ワシントンは永井雄一郎と2トップを組んだが、当時31歳だったイタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタをフィジカルで抑えつけていたとか。

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ちなみに、栗原がワシントンに近いと感じたのは、柏レイソルにいたケニア人FWマイケル・オルンガ(現アル・ドゥハイル)だそう。

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