100回迎えた“狭山レシピ”コーナー、「抹茶のブレッド」「煮込み茶バーグ」など多彩 凝縮した一冊は必見

季節の食材を取り入れた100のレシピを紹介した冊子「もぐもぐsayama」

 埼玉県狭山市は、地元産の季節の食材を取り入れた100のレシピを紹介した冊子「もぐもぐsayama」を発行し、3日から販売を始めた。広報さやまで2014年4月号から掲載してきた同名のコーナーが、22年7月号で100回を迎えたことを記念して一冊にまとめられた。

 連載は地元食材の普及や地産地消の促進を目的にスタート。レシピの監修は同市在住の料理研究家の土田丹智子さんが務めてきた。冊子にはレシピをはじめ、食材の旬の時期を示した早見表を掲載している。冊子のデザインには市広報課職員が当たった。

 狭山市は狭山茶やサトイモ、エダマメなどの産地。サトイモを食材にした料理では「クルミみそ焼き」やレッドカレー、チーズ焼きなどを紹介。「抹茶のブレッド」や「煮込み茶バーグ」など、狭山茶を使った料理も取り上げている。

 土田さんは「できる限り手軽に作れて、全てを使い切ることができるレシピを意識して作ってきた。食した皆さんが自然に笑顔になり、心と体に良い料理をと心がけている」などとメッセージを寄せている。

 A5判、112ページカラー。市役所7階広報課で計2千部を販売する。1冊300円(税込み)。郵送も受け付ける。 問い合わせは、同課(電話04.2953.1111)へ。

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