福士蒼汰 夢だった海外進出実現も…、自分の実力と世間の評価のギャップに苦悩

俳優の福士蒼汰が7日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。『THE HEAD』Season2で初の海外ドラマに出演。今年で30歳になった福士が、20代を振り返り、当時の苦悩を明かした。

20代で海外作品に出演することが夢だったという福士。「20代前半は役者としていろんなことを経験させてもらってたんですけど、心は全く成長できてなかった」と振り返り、「辛いのは、1番はギャップですね。自分の実力と、世間から求められるもの」と、俳優としてのキャリアは順風満帆に見えても、実際は自分の実力と世間から求められることへのギャップに苦悩していたことを明かした。

続けて「それこそ朝ドラで『あまちゃん』やってる時とか、『あまちゃん』という作品はめちゃくちゃのびて、その中で“種市先輩”という役もめちゃくちゃ評価されてて。でも、自分の中では最低というか、そのギャップが大きかった」と、20歳当時に演じた役で感じた葛藤を打ち明け、「大ベテランの大御所の方がたくさん出られてる作品で、そこに自分は全然できていないのに、評価はちょっと良くして頂いて。そういう心のギャップがひらいた瞬間がやっぱ1番辛かった」と、苦悩の表情を見せた。

力不足と知りながらも仕事が舞い込み、期待という渦の中でもがいていたという福士は、心身ともに限界を感じ、26歳の時はじめて長期休暇を取得。空白の時を経て人生が変わったという福士は、「本当にここ最近ですね。『大奥』っていう作品この間やって、自分の意図でやったことが評価されたんですよ。自分の思いと評価が合致した瞬間があって、みんなの求めるものと俺がやりたいもの、俺が表現したいことが何か近づいていると思って」と、昨年、演技に変化があったことを回顧。「夢に掲げることってあんま僕ないんですけど、それが29歳ギリギリ達成できるっていうのはめちゃくちゃうれしかったですね」と、同じタイミングで海外作品への出演も果たしたことを明かし、「今が1番、順風満帆」と笑顔を見せた。

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