電動キックボードで飲酒追突事故 大学生を書類送検へ、警視庁

電動キックボード(資料写真、画像の一部を加工しています)

 東京都豊島区の路上で7日に電動キックボードがタクシーに追突する事故が起きていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。けが人はいなかった。男子大学生(19)が電動ボードを飲酒運転しており、警視庁池袋署は道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検する方針。

 大学生は7日午前0時ごろ、豊島区西池袋の路上に止まっていたタクシーに追突。直後にタクシーの運転手が110番した。池袋署員が調べると呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。大学生は「タクシーに気が付かなかった」と話している。

 大学生は6日午後1~11時ごろ、新宿区の居酒屋などでビールなど計16杯を飲んでいた。

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