ユベントス、キエーザ&ヴラホビッチの値札を設定…ともにプレミア勢から関心

キエーザ&ヴラホビッチはフィオレンティーナ時代からのコンビ[写真:Getty Images]

ユベントスは、去就が注目されるアタッカー2人に値札をつけているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

長らく財政難に苦しんでいるユベントス。不正会計に対するペナルティとして昨シーズンのセリエAでは勝ち点「10」を剥奪され、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したこともあり、主力選手の売却による資金確保が重要なタスクとなっている格好だ。

そんななか、高年俸、高い市場価値、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で不満を抱えている…この3点が揃い、以前から今夏の退団が噂されてきたイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(25)、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)にはしっかり値札をつけているという。

移籍市場に精通するジャーナリスト、アルフレッド・ペドゥーラ氏によると、両選手とも「市場価値を下回る額」で売却される可能性はなく、ユベントスはキエーザを5500万〜6000万ユーロ(約85億2000万〜92億9000万円)、ヴラホビッチを7500万〜8000万ユーロ(約116億2000万〜124億円)+ボーナスと評価しているとのことだ。

キエーザに対してはリバプール、ニューカッスルが獲得の可能性を探っており、ヴラホビッチについてはチェルシーが獲得を希望。ユベントスとしては、ベルギー代表FWロメル・ルカク(30)とのトレードも考えているようだが、現段階ではユベントスにオファーは届いていないとみられている。

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