森さやかの思うコト | 朗読ライブを企画・開催しました

読み聞かせや朗読は、私のライフワークの一つです。

仕事としての業務以外でも

ボランティア活動として行ってきました。

ある時は、養護施設の子供たちを膝の上にのせて

声の響きが体で感じられるように読んだり、

高齢者施設で古典文学を朗読したこともありました。

物語などを声に出して読むと

読み手の温度が言葉に伝わり

聞き手の経験や人生と重なって

奥行がさらに広がり味わいが増すのです。

自分の表現技術をさらに高めるためのチャレンジと、

道内で活躍する様々な表現者と組むことで

自分でも気が付かなかった扉や引き出しを開けることができたら・・。

人×人の化学反応にも期待して。

この度、ささやかな取り組みを始めました!

絵本セラピストの仲間と朗読ライブを開催しました。

朗読家の兎ゆうさんとは

絵本セラピストがきっかけで出会いました。

かわいらしい軽やかな声が印象的で

「一緒に読んだら、どんな響きになるんだろう」

好奇心がむくむく湧きました。

先日7月1日

札幌円山公園の緑を望めるカフェ「MaShu 神宮の杜」で

北海道在住の直木賞作家・桜木紫乃さんの作品をテーマに

「いつか あなたを わすれても」という朗読ライブを開催。

桜木紫乃さんが初めて手がけた絵本

「いつか あなたを わすれても」をイベントタイトルに

小説「ふたりぐらし」より短編2作品、

「妄想radio」のエッセイからも朗読しました。

短編集といっても読むと30分はかかる作品もありましたが

「あっという間だった」

「物語と自分が重なる部分があって、涙がでてしまった」

「語りかけてくるような声でストーリーが頭の中に映像となって届いた」

参加して下さった皆さんからの感想に

読み手の私も、ほっと心和みました。

絵本セラピストの仲間・兎ゆうさんとのコンビ

「うさぎ&さやかの朗読」は

既に次に向けても動き出しています!

12月には、朗読とライブドローイングと音楽の

五感で楽しめるライブイベントを開催予定です!

朗読ライブってどんなもの?

まだ未体験の方、ぜひ一度味わいにお越し下さい。

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