文科省と大学が原子力に関心ある高校生向け催事

 高校生に原子力を学ぶ機会につなげてもらおうと文部科学省と近畿大学原子力研究所が主催し、8月24日に研究用原子炉がある近大東大阪キャンパスで高校生を対象にしたオープンキャンパスがある。参加受付は8月18日迄。

 催しには北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、長岡技術科学大学、福井大学、福井工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、東京都市大学、早稲田大学も参加。

 企業レベルでは日立GEニュークリア・エナジー、東芝エネルギーシステムズ、三菱重工業、三菱電機、IHI、日揮グローバル、日本原子力研究開発機構が参加する。

 オープンキャンパスは1部が近畿大学原子力研究所で行われ、原子炉運転の様子を見たり、レントゲンのように物体の中を撮影したり、原子炉実験を体験することができる。2部はキャンパス内のブロッサムカフェで参加大学の大学生や大学院生、教授、企業関係者らが高校生の質問に答える。

 定員は1部、2部両方で参加者30人、2部のみの参加者30人の計60人。山本章夫名古屋大学大学院教授は「個別のオープンキャンパスに参加する時間のない方にもお勧め」と推奨している。詳しくは文科省HPで。(編集担当:森高龍二)

高校生に原子力を学ぶ機会につなげてもらおうと文部科学省と近畿大学原子力研究所が主催し、8月24日に研究用原子炉がある近大東大阪キャンパスで高校生を対象にしたオープンキャンパスがある

© 株式会社エコノミックニュース